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2012年6月10日

会社に時間を捧げすぎて人生を台無しにするリスク

仕事で疲れて帰ってきて、夕飯を食べ終わると日々の仕事の疲れからか、ソファーにどっかりと座り込んでしばらく動けなくなる。テレビやネットでニュースを見ているうちに気がついたら0時近くになっているので、慌てて風呂に入る。明日も朝早くから仕事なので、深夜まで起きてるわけにはいかずにさっさと布団をかぶって眠りにつく。

明日の朝に出社したら、昨日返信できていないメール3通の処理をしないと。
あと営業メンバーにクライアント確認をしてもらう内容の資料を明日中には作らないと、プロジェクトの締め切りに間に合わないなぁ。
本部長に用意しろと言われた資料もまだ半分もできていないし、間に合うか心配だ。。。

そんな事を考えながら眠りについくと、夢を見るヒマもなく朝を迎えて、20分ほどで身支度を済ませて会社に向かう。

休みの日も雑用や買い物で時間を取られ、溜まった疲れから何かをする気力も起きずに身体を休めるのが精一杯。たまに人生設計関連の本を読んで「このままじゃダメだ。何とかしないと。」と何度も思いながらも、過去からあまり変わっていない自分の事が嫌になる。

頑張っていないわけじゃない。不真面目でもない。自分なりに必死で仕事に打ち込んではいる。でもたいした成果も出ないし、正直なところ仕事はあまり面白くない。

こんな時まっさきに必要な事は、「このままでいいのか?」と自分に聞いてみる事です。

自分の仕事で努力を続けることの問題点

正直なところ、仕事で成果を出し続ける事ができる人はほんのひと握りです。
どんなに努力を続けても、なかなか成果が出せないか、一時的な成果だけで終わってしまう人のほうが多いのはおわかりかと思います。

さらに成果がキチンと認められ出世に繋がる会社だとしても、上位の職種になるほどドンドン役職は少なくなっていき、特に役員クラスの人間ともなれば、強烈な努力で身につけた実力、そして政治力を備えた人間だけがなる事ができます。

  • 頑張っても成果が出るとは限らない
  • 成果が出てもそれを続ける実力が身につくとは限らない
  • 実力があってもそれを会社(上司)に認められるとは限らない
  • 実力を会社に認められても出世競争に勝てるほどの政治力は別に必要
  • 上位の役職にまで出世しても仕事をしている業界が不況になるかもしれない

これだけのリスクがあるのに、今の自分の仕事に頑張って時間を割くことで、自分は豊かな人生を送れるのでしょうか?努力する事でグングン実力がつき、社内政治の乗り越え方もなんとなくわかっているなら問題はないのですが、そうでない人がほとんどなのです。

「人生という限られた時間を、いまの仕事に使う注ぎ込むことは自分にとって良い事なのか?」と、考え直してみる事が必要だと思うのです。

自分は何に時間を使うべきなのか

こう言っては身も蓋もありませんが、この疑問への回答は、自分の人生設計しだいです。

家族や友人と過ごす時間を楽しむのが幸せならば、仕事はそこそこにしておき、目一杯人間関係づくりに時間を使うべきです。20代・30代のうちに仕事で芽が出なくても、築き上げた人との繋がりは将来に渡って大切な財産になると思います。

収入面を考えても、会社で出世し、年収をどんどん上げるという方法をとれるのは限られた人だけですが、同じ実力でも、斜陽産業よりも急成長産業での会社で働けば出世しなくても十分な給料がもらえます。

さらに生活レベルを抑えて貯金をし、資産運用のスキルを磨けば、給料が少なくても資産運用からの収入が年収を補ってくれます。資産運用が上手くいけば、サラリーマンを辞めて生活する事もできます。

また、仕事の選び方=時間の使い方を工夫する事で、自分の時間の価値を変える事もできます。

例えば土日休みの事務職ではなく、流通業や観光業など、土日祝に働き平日に休む仕事を選べば、平日価格で旅行に出かける事ができ、混んでもいないので混雑でイライラする事もありません。同じ休みの日でも、旅行に出かける時の金額も必要な時間も違うのです。ただし職場以外の友人と休みの日が合わないというデメリットもありますが。これは選択肢の一つです。

そしてこうした時間の使い方について、本やネットで情報を集めるだけではなく、「こういう考え方はわかった。で、自分はどうすればいいんだ?」と具体的に自分に置き換えて考えてみることが、自分の人生を台無しにしなくて済むはじめの一歩になると思うのです。