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2012年7月9日

投資支援ビジネスにカモられないために身につけるべきスキル

2000年に金持ち父さん貧乏父さんが日本で出版されて以降、不動産投資で不労所得を手に入れてサラリーマンを早期リタイアし、経済的自由と時間的自由を手に入れたい!という人をたくさん見かけるようになりました。これは12年経った今でも変わりません。

その中の一部は実際に不動産投資に成功して経済的自由を手に入れ、本を出版したりセミナーで教える立場になったりしています。

ところが同じように金持ち父さんシリーズに啓蒙されたサラリーマンのうち、成功者以外の多くの人たちは、何も変わらない生活を続けながら書籍代やセミナー代にお金をつぎ込み続けているか、実際に不動産投資をしてみたものの、賃貸経営に失敗して貯金を全額失ったうえに、サラリーマンに戻ったが不況のため以前よりも低い年収や手取りの仕事に就いていたりします。



業者のカモになってしまうのには理由がある


一部の成功者を除くほとんどの人たちは、ハッキリ言ってしまえば投資支援ビジネスのカモにされているだけです。


業者や専門家にカモられてしまうのは、気を付ければ回避できるわけではなく、投資をする人に決定的なスキル不足があるから。


そのスキルとは、購入する収益物件が商売として成り立つのかを見極める能力です。といっても難しい事ではなく、買う物件を賃貸として借りてくれる人がいるのか、毎月の家賃収入が何円で、毎月のローン返済や支出が何円で、固定資産税や所得税が年間で何円かが計算できさえすれば大丈夫です。


ところが、買う収益物件は資産性が優れているんだとか、収益物件のある地域は増加しているとか、物件が古くなっても平均家賃が下がりにくいとか、30平米以上のワンルームだから競争力があるからとか、駅から10分以内だから客付けに困らないとか、色々な基準を考え出して頭が混乱した結果、業者に薦められた投資物件を素晴らしい投資だと思い込んで買ってしまう人が本当に多い。


僕の周りでも仕事の実力は素晴らしいのに、「毎月6000円の持ち出しだけど、30年後にはマンションが残るんだ。いい投資だろう。」と自慢げに話してくる同僚を何人も見てきました。


経営者視点が投資を成功に導く



毎月赤字だけど将来マンションが手に入る、という考え方は賃貸経営という商売視点で考えてみると全く成り立っていません。百歩譲ってローン返済の元本部分は収益だと考えても、物件の評価額の下落スピードのほうが早く、損をしている事に気づいていません。


業者にカモにされてしまう決定的な要因は、お客さんという立場に甘んじてしまっているからです。

そうではなく投資をする自分は経営者なのだという自覚を持ち、業者にコントロールされるのではなく、業者をコントロールする側に回り、商売を成功させるんだという立場になれば、自然と損をするような投資は選択しなくなってきます。

とは言っても、この経営者視点を手に入れるためには投資を始めてみてからでないと身に付かない。だから小さな物件から始めてみて、経験を積み上げていくのが不動産投資の王道だと思うのです。